ひろしま市民パブリシスト

HIROSHIMA PUBLICIST

春は桜

「春夏秋冬」。 はる、なつ、あき、ふゆ。 しゅんかしゅうとう。
口調、語呂がとてもいい。でも、そんな理由だけでこの並びになった訳ではないと思う。季節の始まりは、「春」でなくちゃあ、と昔の人も思ったからに違いない。陽射しが次第に輝きを増し、温もりを帯びてくると、世の中に生気が戻って来る。
いち早く春到来を告げる、「まんさく」や「木蓮」の花が終わると、人々は、いよいよ「桜」の開花宣言を待ちわびる。
気象庁や気象予報士の予想合戦が、テレビ番組などで熱をおびてくる。
宣言対象の木は、それぞれの地域の「染井吉野」の標準木で、開花が発表されると、ほぼ一週間くらいで、満開になるということで、この短い限られた日にちの間に、なにはともあれ「花見」に出かけなくては、と私達は心はずませる。
多くの人に愛されている木だけに、植栽された「染井吉野」は全国津々浦々に分布していて、開花すると、その明るい姿から、遠目にも桜の咲いている場所がすぐ分かるのだ。広島市内でも、堤防上などで白く輝いて見える桜があちらこちらで目に映るようになる。
高い場所だったりすると尚のことで、広島市街地にあって、市民に馴染みの山、黄金山、比治山、江波山の桜が咲いてくると、ちょっと行ってみようか、などと浮き浮きしてくる。
まだ、肌寒い感じだが、崩れる心配のない空模様の日に、その、三山を尋ねてみた。
それぞれの山に登れば、例えば、のどかな広島湾に浮かぶ島影や、ビルの林立する市街地を一望出来たり、マンガ図書館、現代美術館など文化の香り高い施設があったり、被爆建物でもある旧気象台を博物館に転用した、全国的にも稀有な気象博物館があったりと、単に、「花見」だけで終わらせるにはもったいない楽しみな世界が、そこには待っている。
素晴らしい日本の「四季」の幕開けは、やっぱり「春」がリードしてくれるのが一番なのです。

◆ 江波山
☆ 市役所屋上から江波山を望む(背後の島影は宮島)
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☆ 頂上直前で「江波山桜」に出合える。(支柱のしてある木)
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☆ 被爆建物の気象館は山頂にある
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☆ 一番乗りは午前中早くから場所を確保
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◆ 比治山
☆ 市役所屋上より比治山(左)黄金山(右)を望む
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☆ 比治山山頂へはスカイウォークで楽々と
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☆ 山頂に着くと、満開の桜が出迎えてくれる
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☆ 広場には宴の席がいっぱい
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☆ 屋外展示の彫刻と桜のコラボも見どころ
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◆ 黄金山
☆ 市役所屋上から望む黄金山
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☆ 登山路脇には桜並木が続く
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☆ 桜の枝越しに市街地を望む
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☆ 頂上からは瀬戸内の絶景が
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☆ 頂上展望台近くのみごとな桜
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☆ 頂上駐車場をかこむ桜並木
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市民パブリシスト 有田 武志

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